スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

規制仕分けとは何か??

前原さん辞任ニュースが駆け巡る中、ひっそりと規制仕分けが始まった。

民主党としては、起死回生を狙ってのことだろうけど、どう考えてもこれって無駄だわ。

ちょっと整理してみる。

1.規制仕分けはなんで無駄か。

まず規制仕分けって何?ということなんだけど、はっきりとした定義は見つけられなかった。

行政刷新HPからそれらしい文言を探してみると、国民生活の安心・安全を確保し、経済・社会を豊かにするために、時代や状況の変化に合わなくなった規制・制度を、事業仕分けの手法を使って見直すことになるでしょうか。

ここで、規制仕分けの対象となる「規制・制度」とは何かが問題になるわけだけど、一般的に、規制とは「法律」「省令」「通知」などが考えられます。

でも、規制仕分けで「法律」を議論することはありえない。

だって、法律を云々できるのは国会の専権だから、これを国会以外の場で要・不要なんてやっちゃったら国会の意義がなくなっちゃう。

ということで、規制仕分けで議論するのは「省令」以下になるはずだ。

でも、そうなるともっと意味がわからなくなる。

だって、そもそも省庁が「省令」やら「通知」を作ることが認められているのは、法律の執行者である行政機関のほうが、いろいろな事態を想定し、その具体的措置を定めるのに適しているからだ。

つまりこれは立法権と行政権の合理的な機能分担なわけです。

国会議員は大きな方針を決める。実際の細目は行政のプロが決める。

あえて極論すると、省令やら通知レベルの議論なんて些細なもの(だからこそ、行政に任せているともいえる)。もしこのレベルの規制改革をしたいのなら、民主党お得意の政治主導で四の五の言わずにやっちゃえばいい。わざわざ「規制仕分け」という形にする必要はぜんぜんない。

ていうか、もし行政が決めた細目に文句があるなら、法律でもう少し行政の裁量を狭めるような要件を付けるという方法もある。でも、それをやるなら国会でやらないとダメだけどね。

いずれにせよ、わざわざ「規制仕分け」という事業を設ける必要は全然ない。

2.規制仕分けの本当の目的は?

とまあ見てのとおり、非常に残念な制度なんだけど、規制緩和というと最近では小泉政権を思い出しますね。

あれだけ小泉改革を批判してきた菅さんですが、ひょっとしてリベラル路線を修正して、小泉さんばりに新自由主義路線に走りたくなったのか?今回の規制緩和は、ネオリベ復権の序幕なのか?

いやいや、そんなことはないでしょう。

上でも書きましたが、本来の規制緩和ってのはもっと大きな視点でやるものだ。リチウム電池の規制(!)を緩和したところで、そこまで経済にインパクトがあるとは思えない。

もしやるなら、解雇規制の緩和くらいビックな案件に手を出さない限り、リベラル路線を修正したとは言えないでしょう。

というか、むしろ雇用規制の緩和などの話題から世間の目を逸らしたいために、わざわざ小さな規制を持ち出してきているのではないか。そんな邪推をしてしまいたくなるくらい、インパクトの小さい案件ばっかり議論しているように思う。

3.最後に。

民主党が「~仕分け」が好きなのは、官僚という仮想敵を作って野党的な糾弾スタイルの議論ができるからでしょう。仕分け人に自民党議員を入れないのは、自民党が入ってしまうと、民主党が攻める側ではなく守る側になってしまうからだ。

でも、仮想敵みたいなものを作っても、最終的に責任を負って意思決定するのは与党・民主党なんだから、結局は自分に跳ね返ってくる。

そういうアホなところが支持を失っているってことに気づかないんだろうか。。

なんだかなあって感じだよなあ。。

↓あ、一応仕分けの結果です。見る気しないけど。
「規制仕分け」の判定結果(1日目) (時事ドットコム 2011/03/06)
スポンサーサイト

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。